どうも、MOTOYAです。
健康って大事ですよね。
失ってはじめて気がつくものです。
健康になろうと努力している人が不養生な人の医療費を負担
早期発見・治療、とはよく言ったものです。
普段から栄養バランスの偏った食事に甘んじ、酒・タバコをバンバン飲んで、夜更かし放題。
そんな生活をしていたら、病気にならないわけないです。
治療も大掛かりになるでしょうし、コストもかさみます。
できることなら、普段から予防対策をしておきたいものです。
栄養バランスの整った食事、酒・タバコを控える、規則正しい生活をする。
そうすれば、治療も最低限で済みますし、コストだって少なくなります。
ところで、日本では国民皆保険制度がとられているため、普段から努力して健康を維持している人でも保険料を支払う必要があります。
その保険料、結局、不養生な人の治療費にも使われるわけです。
それって納得しにくいですよね。
それを麻生太郎財務大臣が、知人の話として紹介しています。
不養生な人の医療費を負担するのはあほらしい
麻生太郎財務相は23日の閣議後会見で、不摂生で病気になった人の医療費を負担するのは「あほらしい」とした知人の発言を紹介し、「いいことを言う」と述べた。
麻生氏は「おれは78歳で病院の世話になったことはほとんどない」とした上で「『自分で飲み倒して、運動も全然しない人の医療費を、健康に努力している俺が払うのはあほらしい、やってられん』と言った先輩がいた。いいこと言うなと思って聞いていた」と話した。記者から麻生氏も同じ考えかと重ねて問われると「生まれつきもあるので、一概に言うのは簡単な話ではない」と説明。予防医療の推進自体は「望ましい」とも語った。
あほらしい、というのは麻生大臣の知人の話であって、麻生大臣そのものの意見ではないようです。
記者も、大臣も同様の考えか、と聞いたところ、一概にいえないと答えたそうです。
別に問題なくね?
朝日新聞の記者としては問題発言として扱いたいのでしょう。
でも、ぶっちゃけ問題なくないですか?
不養生な人の医療費って、本来なくてもいいコストなわけです。
それを、よりによって健康を維持する努力をしている人が負担することになるのです。
どう考えても、真面目に保険料を払うのがあほらしいと思うでしょう。
社会保障費が増えると予想されているからこそ予防が大事
来年10月には消費増税が予定されています。
デフレから脱却しきっていないのに増税するなんて狂気の沙汰としか思えません。
が、その背後には、膨張を続ける社会保障費をどうしよう、という社会問題があるのも事実です。
それならばなおさら、本来必要のないコストはおさえるべきではないでしょうか。