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「上念司氏講演会 日本経済の行方」を聞きに中央大学まで行ってみた

投稿日:2018年10月7日 更新日:


どうも、MOTOYAです。

今日は中央大学にて行われた、
上念司さんの講演会に行ってきました。

弁論部に入ったのが運の尽き

上念司さんは中央大学のOBです。

その中央大学は今日がホームカミングデーで、
その記念として講演した模様です。

講演の初めのほうは、上念さんの大学時代を振り返りました。

もともとは弁護士にでもなろうかと考えていたようです。

それこそ、中央大学。

弁護士になりたくて入学した人も多いことでしょう。

そして、中大には司法試験を受験するための団体みたいなのがあるらしいんですけど、
上念さんはそこの試験にもほぼ合格する見通しだったようです。

このまま進めば、弁護士。

という未来になるかと思えば、そうはなりませんでした。

当時は新歓コンパの季節。

とある飲み会に参加したらしいんです。

で、そのメンバーに、弁論部員がいたようで、
彼らの自己紹介に衝撃を受けたそうなんです。

なんだ、こいつらは、と。

そうして興味を持ってしまい、弁論部へ入部。

活動にのめり込んでいったようです。

もちろん、弁護士になるための団体の試験は蹴ってしまったようです。

上念さんいわく、あれが運の尽きだったとのこと。

まぁでも、それがなかったら、
僕も上念さんのことを知らなかった可能性が高いです。

ワルラスの法則

そもそも、僕が上念さんを知ったのは、動画でした。

要は、リフレ政策を説明する動画です。

僕は平成生まれなのですが、
景気が良かった時代を見たことがありません。

物心ついたときからずっと、
大人たちは、景気が悪い、景気が悪いとボヤく。

そんな世の中を生きてきました。

小学校から始まる学生生活も似たようなもの。

ちゃんと勉強して、受験に合格しなければならない。
もっとも、昔みたいに、いい大学に入ったからといって、普通の生活ができる保証もなくなった。

大学生になっても脅しは続きます。

300社も回って内定1つとれない人もいる。

運良く正社員になれても、リストラと背中合わせ。

どんなに上司がクソでも、
一度正社員をやめてしまったらもう二度と這い上がれない。

高校生ぐらいまでは、
まぁまだ先の話だし、と余裕ぶっていました。

しかし、大学生となり、就職が頭によぎりはじめた頃、
とある考えに至ります。

そもそもなんで20年間も景気が悪いんだ、と。

景気は波がありますから、ずっと好況ということもないでしょう。

でも、ずっと不況ということもないはずです。

それなのに、20年間、ずっと不況。

何かがおかしい。

そう思っていたとき、ちょうど上念司さんが映っている動画を見つけます。

リフレ政策を説明する動画です。

要は、日銀が金を刷ればいい、と。

はじめは、そんなバカな、と思いました。

金を刷ったら解決?

そんな単純なわけあるか!

そう思っていました。

でも。

もし本当にそうだとしたら?

という思いで動画を見ていました。

カネを刷れば解決する、なんて意見は僕の身の回りでは聞いたことがありません。

だいたいは、バブルの後遺症だとか、小泉改革のせいだとか、人口が減るからだとか言われていました。

カネが足りないから、カネを刷れば解決する。

ちょっと胡散臭いですが、
斬新すぎて、逆に気になってしまったのです。

そこで紹介されていたのが、ワルラスの法則です。

ちょうど、今日の講演会でも紹介していました。

僕にとっては復習でした。

改めて思いましたが、
とてもシンプル、でも、とても便利な考え方です。

ワルラスの法則の要点は2つ。

第一に、世の中には、モノとカネの2種類があります。

第二に、数が少ないものに需要が集まります。

以上です。

バブル崩壊後の日本はどうだったかというと、
モノの方が多くて、カネが少ない状態でした。

みんなは、カネを欲しがります。
カネのほうが希少性があるからです。

そうなると、ますますモノが売れずに余ってしまいます。

モノをなんとか売ろうとすると、値段を下げるしかありません。

このサイクルが続く状態、デフレです。

モノ余り、カネ不足の状態を、デフレというのです。

じゃあどうすればいいか。

カネを増やせばいい。

合法的にカネを増やせるのはどこ?

日本銀行。

そうです。

金融緩和をすればいい。

これを端折って言えば、日銀がカネをすればいい、ということなんですね。

上念さんのことを知ったのはちょうど高校生から大学生になるころだったと思います。

時間は腐るほどあったので、
リフレ政策に関する動画や書籍を手当たり次第にみていきました。

しかも運が良かったのは、
野田民主党政権がぶっ壊れ、
安倍自民党政権が成立し、
アベノミクスが始まったことです。

アベノミクスはまさにリフレ政策そのものです。

頭の中で考えていることが、政治に反映されました。

言い方は悪いですが、社会実験を見ているような状態です。

安倍さんがアベノミクスを言えば言うほど、
株価は上がりまくり、円安が止まりませんでした。

これは行ける。

そう確信しました。

増税確率、90%

ところが、雲行きが怪しくなり始めました。

2014年4月、消費税が8%に増税されました。

しかも、来年10月にはさらに10%への消費増税が予定されています。

上念さんによれば、増税確率は90%だそうです。

ほぼ回避できない。

じゃあ残りの10%はなにかといえば、政局。

来年は参院選があります。

増税をいいながら選挙を戦うのは、政治家にとっては不利です。
当たり前ですが。

消費増税は予定通りです、といいながら選挙すれば落ちるかもしれない。

与党議員がそうかんがえるとすると、
やっぱり消費増税やめてくれ、と言い出す可能性はあります。

政治家は選挙で落ちたくないわけです。
その心構えが正しいかどうかはおいておいて。

で、選挙で落ちたくない、消費増税をいいながら戦えば落選するかもしれない。
それは嫌だ、と考えた議員がいて、政治が不安定化するならば、
消費増税をスキップする道がある。

裏を返せば、政局がないなら、ほぼ予定通りだろうと。

上念さんによれば、消費増税は地方ほどダメージがデカかったといいます。

この前、2014年4月の8%への消費増税を振り返ってみましょう。

2014年の消費増税前の消費を100とします。

2016年時点で、
都市部では、97.5ぐらいまで回復したようです。
しかし、
地方、特に人口が5万人ぐらいまでのところでは、
93ぐらいまでしか回復していないというのです。

改めて消費増税の破壊力を思い知らされました。

しかも、地方ほどダメージがデカいと。

より一段の金融緩和と財政政策を

さきほどのワルラスの法則を使って考えてみましょう。

増税する、ということは、みなさんのお財布からお金を抜き取って東京に集めるということです。

つまり、世の中ではお金が減ります。

しかも、みんな増税でしんどいので、節約して消費を控えます。

ますますお金が世の中に出回らなくなります。

どう考えてもデフレ政策です。

今の日本は、デフレ脱却の途上です。

雇用は回復してきていますが、完全ではありません。

上念さんも言うように、
今の日本は、金融緩和のギアを一段上げて、
政府も増税なんかやめて、
積極的にカネを使うべきだと思います。

リフレ政策を教えてくれた上念さんに感謝を

アベノミクスの最大の功績は、自殺者を救ったことだと思っています。

バブル崩壊後、日本では毎年3万人もの人々が自殺していました。
バブル崩壊前に比べて、1万人も増えてしまいました。

カネはしょせん紙切れです。

もっと言えば、現代のカネは電子データです。

今の日銀はカネを刷っているといっても、
コンピュータ上で数字をいじっているだけです。

しかし、その、たかがカネのために、命を断ってしまう人が出てしまう。

それがバブル崩壊後の日本でした。

これほど悲しい人権侵害があるでしょうか。

自殺とまではいかないまでも、
ブラック企業のためにうつ病になったり、
本当は大学に進学したいけど、カネがないから諦めてしまったり。

憲法とか民主主義とか人権とか。
あるいは、天皇だとか大和魂だとか国防だとか。

そういうことを叫ぶ人ほど、
たかがゼニカネでしょ?みたいな感じで、
経済政策に無関心な人が多いように感じます。

アベノミクスは自殺者を救いました。
毎年3万人でしたが、最近は3万を割り込んでいます。

アベノミクス開始前後、ちょうど僕は大学生でした。

一昔前の大学生はどうだったでしょう。

300社も回って内定1つとれない。
仕方ないからフリーターになるしかない。
いつまで生きていられるんだろう。

それが日常の世界でした。

今の大学生は、どの内定先を選ぼうかと悩んでいます。

アベノミクスは未来ある学生を救いました。

これが人権を守るということであり、
国を守ることではないでしょうか。

アベノミクスの根幹はリフレ政策です。

リフレ政策があったから、多くの日本国民は救われました。

リフレ政策を僕に教えてくれたのは上念司さんです。

感謝しかありません。

増税レ○プ!ゾンビと化した先輩(震え)

講演後、キャンパスを歩いていたら、上念司さんに会いました。

写真をお願いしたら、快諾いただきました。

ありがとうございました。

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