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稲田朋美氏と憲法無謬教

投稿日:2018年7月31日 更新日:

どうも、MOTOYAです。

「LGBTは生産性がない」など、最近は国会議員の発言を皮切りに炎上するニュースが多いような気がします。

もちろん、個別に見て、問題があるものはきちんと批判する必要があります。

ただ、別に問題ないんじゃない?っていうものまで炎上することがあります。

今回は憲法にまつわるものです。

「憲法教という新興宗教」

自衛隊の日報問題などで世間を騒がせた元防衛大臣の稲田朋美衆議院議員。今度は開設したばかりのツイッター公式アカウントで憲法を貶めるような投稿をし、批判を浴びる事態となった。
稲田氏は7月29日の午後9時頃、日本会議の東京都中野支部で開催された「安倍総理を勝手に応援する草の根の会」に応援弁士として参加したことをツイッターで報告。現在は削除されたツイートの中で、こう発言していた。
「支部長は大先輩の内野経一郎弁護士。法曹界にありながら憲法教という新興宗教に毒されず安倍総理を応援してくださっていることに感謝!」

@niftyニュース 2018年7月31日閲覧 『稲田朋美、「憲法教という新興宗教」とツイートし炎上 国会議員の「憲法尊重擁護義務」に違反か』

そもそも憲法教というのが何なのかは議論の余地がありますが…。

憶測になりますが、
何がなんでも憲法を一字一句守れ!憲法を変えると戦争になる!
という人々に対する皮肉と思われます。

彼らを護憲派と定義した場合ですが、

当然護憲派は反発するでしょう。

実際、憲法99条、つまり憲法尊重擁護義務違反だと批判し始めました。

国会議員であるにもかかわらず、憲法を尊重も擁護もしないと言っているようなものだと。

憲法改正は予定されている

確かに、日本国憲法は以下の通り憲法尊重擁護義務を規定しています。

第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

ただ、同時に、憲法改正の規定も存在します。

第九十六条
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

つまり、日本国憲法は、
公務員は憲法を守ってね
といいつつ、
必要があれば憲法を改正してもいいよ
とも言っているわけです。

憲法いえど人間(誰が作ったのかはここではおいておきます)が作った以上、欠陥があるかもしれません。あるいは、時代の変化に伴い、制度疲労を起こすかもしれません。なので、必要に応じて改正することは当然想定されます。

じゃあ必要に応じて、というのはどういう場合か、というのは事案ごとに個別に議論するべきでしょう。

だからこそ、憲法改正の規定も盛り込まれていて、必要に応じて議論して決めてね、ということになっているわけです。

じゃあその提案を国会議員が行ってはならないのかといえば、そんなことはないです。

ある議員が、憲法のAという規定にBという問題があるから、Cというふうに変えたほうがいいんじゃないですか?と提案すると、なにか問題なのでしょうか。

その改正が必要ないとか、改正案の内容に問題があるならそういう批判をすればいいだけです。

むしろ、憲法をより良いものにしていこう、ということは、憲法に対する信頼を集めます。そのほうが望ましいとは考えられないでしょうか。

憲法は無謬だというなら宗教に等しい

念の為言っておくと、国会議員はもちろん、公務員は憲法を守るべきです。
とはいえ、それは、憲法の内容に疑問を持ってはいけない、という意味ではないです。

憲法の内容に一ミリも疑問を持ってはいけない、というのなら、それはまさに宗教そのものじゃないでしょうか。

それを国会議員が批判すると何か問題があるのでしょうか。

憲法は守ります、でも憲法にはこういう問題点があるので改正案を提案します。議論しましょう。

これを国会議員が言うと問題なのでしょうか。

憲法を守ることと憲法の問題点を指摘することは何ら矛盾しないと思うのですが、いかがでしょうか。

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